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息子は苦労して入ったのに。こんなことは決して許せない [備忘録]

京大広報課によると、1浪して京大に合格した学生の母親と名乗る女性は「息子は苦労して入ったのに。こんなことは決して許せないので厳しく調べてほしい」と要望した。

2011年3月1日 MSN産経ニュースより

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自分の息子は苦労したのに、苦労しないのは不公平だから許せない、という理屈か。しかし、それにしても、では公平を期するためにうちの息子にも不正をやらせろというわけではあるまい。これは不正行為であって、息子が苦労しようがしまいが許されない。おたくの息子が楽々合格だったら許すか?

中高年、高齢者のために使う税金と、未来ある子供たちや若者のために使う税金と、どちらが大事か。 [日誌]

3月1日(火) 昼間はくもっていたが、夜になって雨。朝1.5kmほど走ってみた。ゆっくりとジョギングペースで、気持ちよく走れたので、これはまたやりたいと思う。明日の天気はどうかな。

今日も同じ。朝早く出て一駅歩いて、茶を飲んで出勤。仕事もぼちぼち。今日はさっさと帰宅。しかし、疲れたのでもう寝たい。寝る前に、冨山さんの「カイシャ維新」から若干長くなるが引用。2008年、大田博子経済財政担当大臣の下でまとめられた「構造変化と日本経済」(いわゆる新前川レポート)を下敷きにしているとのこと。

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エリート優遇がけしからんなどと言っている場合ではない。エリートに投資し、鍛え、がっちり働いてもらってその投資を回収することは、全国民の利益である。

現状、日本における教育に対する公的補助の対GDP比率は、OECD諸国の中で最低水準である。あえてリスクをとっていえば、中高年、高齢者のために使う税金と、未来ある子供たちや若者のために使う税金と、どちらが大事か。そのことを中高年世代が真剣に考えたとき、おそらく答えは自明のはずだ。本気になれば金はあるのだ。

美しいビジョンを語ること、正しい戦略を策定すること。そんなことは大して難しいことではない。裏返していえば、全ての人がとりあえず幸せになる、言い換えれば誰も強く反対しない改革は、改革ではないのだ。

会社の社長は、制度上は大きな権力を持っている。おそらく総理大臣や知事などもそうだろう。だから、傍目からは、その地位にさえつけば、自分の考えている「正しい」政策、「合理的」戦略が当然に実行できると考えがちだ。しかし、そうは問屋が卸さないのだ。
改革は必ず、痛みや犠牲者を伴うと述べたが、そこでひどい目にあう人々の場合は、なおさらいうことを聞いてくれない。「聞く耳をもってくれない」のがむしろ当たり前。

・・・国債を刷り続けるのも一つの手である。借金がふくれあがり、5年、遅くとも10年で立ち行かなくなる。最近のように政権運営がナイーブになると、「国民の皆様」の色々な声を全部真に受けて、本来は両立しない政策パッケージを全部やるはめになる。「真面目でいい人」が経営をやるとよく陥るパターンだ。社会の矛盾した複数の要請を同時に受け止めることになり、帳尻をあわせようとすると、結果的に国債を増発せざるを得ない。かつて、日本の政治運営はなかなか老練だった。おっしゃる通りといいつつ、巧みに問題を先送りしてきた。だがそれでは将来の破局はかえって大きくなり、致命的になってしまう。今のような財政運営が続けば破綻はむしろ早く来る。皮肉な話だが、内発的な力で期待されるリーダー群や中高年の品格が立ち現れない場合、こういうショックが、最後のきっかけをこの国に与えてくれるように思う。
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「大衆への安易な迎合はその大衆を破滅へと導く」 [備忘録]

今日はもう寝たいと思うので、取り急ぎ、冨山さんの「カイシャ維新」から、最後の引用

例として、ローマの皇帝とか、ナチスドイツとか挙げている。

自分自身(そして他人)に正直になることは、正しいだけでなく、時間とエネルギーの節約にもなる。 [日誌]

3月7日(月) その後ということだが、

3月3日(木)古い友人と昼食。その後夕刻にかけて胃の調子が悪くなり、運動もせず帰宅。
3月4日(金)夕刻1.5kmほど走る。
3月5日(土)いろいろ外出。夜9時から1km泳ぐ。ガラガラにすいていた。その後サウナにも入ってみるが、こちらは混んでいた。
3月6日(日)たくさん外出。ヨガのあと渋谷まで歩き、買い物としたあと目黒の方まで歩く。合計6kmぐらい歩いた。またテニスもやる。ということで腰が疲れている。

今日は朝雨の中いつものように歩く。お茶も飲む。くせになってきているが、脳みそが活性化するのでいい。少々金がかかることはこの際気にしない。

帰りにスポーツクラブにより、泳ごうかとも思ったが、自重。ジェットバス、サウナ、というコース。それもまたいい。

「グーグル時代の情報整理術」より
自分自身(そして他人)に正直になることは、正しいだけでなく、時間とエネルギーの節約にもなる。

まったくそのとおり。ちょっとした逡巡が二度手間になり、時間の浪費となる。正直がいいのだ。

なぜWはダブルUなのか(ダブルVじゃなくて) [日誌]

3月8日(火) 今朝は5時半ごろに目が覚めた。神経が興奮している模様。運動とかサウナとかやっているせいか。今朝はさいふを忘れて出勤。幸い小銭があったし、問題もなかったが心細かった。

なぜWがダブルUなのかというと、ノルマン人の征服のあとイギリスでもローマン文字を使うようになったのだが、ローマン文字にはW音に相当する文字がなかったそうで、最初はPみたいな文字を使っていたのだが、Pと混同するので、音が近いUを二つ並べることにした。しかし、当時は母音のUと子音のVを同じ文字(Vみたいな形をしていたそう)を使っていたので、ダブルUなのだがVを二つ並べた形になったと。

ちなみに、ロシア語にはW音がないので、よく似ているV音と混同してしまうそうだ。VideoがWideoになったりする。

ここからの受け売り。

東北関東大地震 [日誌]

3月21日(月) 春分の日 
ちょっと間があいてしまったが、いろいろあった。9日、10日はどうしていたのかというと、9日はスポーツクラブで泳いで、10日は会合がありちょっと遅めに帰る。

で、11日は大地震があり、歩いて帰宅。1時間45分かかった。自動車と人の波。東京のこわさ。12日は午前中は買い物。昼から散髪。午後は翌日からの出張の準備。13日から19日まで出張。20日と今日は妻の実家。やっと帰ってきたところだ。

あまりにいろいろあって、世の中が変わってしまって、さてさてこれからが大変だと思っている。

ポンチ絵の英語はやはりdiagram [日誌]

3月22日(火) 今日は雨。放射能が気になるな~。

1週間の出張から戻って職場復帰。前に出勤したのが地震があった3月11日なので、11日ぶりであって、地震があってから実質はじめての出勤。自分は何も変わっていないが、世の中が変わってしまった。この変化は構造的なもので、おそらくもとには戻らない。戻そうと思う必要もない。信じたくないけれども現実なのだ。現実を受け入れて、生きている者が力を合わせていくほかない。戦後生まれ左翼のアマちゃんには理解できるまい。

さて、出張は外国であり、英語で説明をしてもらう機会があったのだが、やはり、ポンチ絵をさして「ダイアグラム」といっていたので、表題のとおり。イギリス人だったから、アメリカ人がどういうかはわからんが。

地震あり、出張あり、で毎朝のランニングも頓挫。外国で運動もせず、食べてばかりで体重増加。ぼちぼちと体調をもどしていかねば。しかし、地震で落ち着かないな。

福島県民に罪はない。国民全体の罪だ [備忘録]

東京都の石原慎太郎知事は25日、福島市の福島県自治会館に佐藤雄平知事を訪ね、「東京はできるだけのことをやるから、おっしゃってください」と最大限の支援を約束した。

 会談後、石原知事は「東京で使う電力はほとんど福島からもらっていた。東京の生活は福島のおかげだ」と福島県に敬意を表した。その上で、「水力、火力では限界もある。原発を欠いては日本経済は成り立たない」と強調し、「依然として原発推進論者だ」と持論を展開した。

 一方、農作物の風評被害については、「もうちょっと落ち着くべきだ。放射能の被害のない農産物(に関する情報)を政府は伝えろと要請するつもりだ」と述べ、パニックを避ける努力をすべきだとの認識を示した。

 また、東日本巨大地震に関連し、「天罰」と発言したことについては、「片言隻句をとらえて批判するのは報道として卑劣だ」としながらも、「福島県民に罪はない。国民全体の罪だ」と釈明した。

(2011年3月26日09時44分 読売新聞)

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このじいさんには投票できんな。簡単な論理的理解ができなくなっている。

菅首相が防衛省視察 「命がけの作業に感謝」 [備忘録]

菅直人首相は28日、防衛省を訪れ、東日本大震災への災害派遣活動を指揮する自衛隊幹部らを激励した。

 首相はオペレーション室を視察した後、同省の災害対策本部会議に出席。「福島原発の事故に対しても、命がけの作業に率先して携わっていただいており、感謝申し上げたい」と述べた。

 首相はまた、「長期間の作戦が必要になる」との見通しを示した上で、「まさに掛け値のない国の危機。何としてもこれ以上大きくしないで収めていくため、いっそうの努力をお願いする」と強調した。

2011年3月28日23時19分 Asahi com
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命がけでやると言ったはずだ、他人お願いせず自分の命をかけてみろ、と思うが、彼の言葉が軽いということの証左がここにもあったということか。

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