「税金を払っていなかったわけではない。払ってなかったことを知らなかっただけ」 by Yukio Hatoyama [備忘録]
「税金を払っていなかったわけではない。税金を払っていなかったこと自体も全く知らなかったことで、分かった瞬間に納税の義務を果たしてきたつもりだ」
鳩山首相は22日夜、母親から巨額の資金提供を受けながら申告せず、自らの資金管理団体の偽装献金事件の発覚後に修正申告で約6億円の贈与税を納めたことについて、語気を強めてこう説明した。
首相官邸で記者団が「税金を払っていなかった首相を税金で支える国民の気持ちをどう考えるか」と質問したのに答えたものだが、税金が未納だったからこその修正申告に対する首相の“強弁”には、異論も出そうだ。
(2010年2月22日21時44分 読売新聞)
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① 故意ではなかったのだから故意犯である脱税ではなかったといいたいのだろう。それはそうかもしれない。しかし、
② 過失(注意義務違反)はあるね。しかも、
③ 認識があろうがなかろうが、税金を払っていなかったことは事実であって、知らなかったら払っていなかったという事実がなくなるなんてことはない。
④ あなたは駝鳥さんですか?目をつぶれば現実ではないみたいな話で、そんな理屈がとおるのだったら、
⑤ 「人を轢いたと知らなかっただけで、ひき逃げをしたわけではない」とか
⑥ 「薬を飲んだとしらなかっただけで、ドーピングしたわけではない」というのも、とおりそうだ。いずれにせよ、
⑦ 政治家の責任は結果責任すなわち無過失責任であり、「知らなかったから脱税ではない」などというのは実に見苦しい。子どもに説明できない。政治家やめてもらいたい。
鳩山首相は22日夜、母親から巨額の資金提供を受けながら申告せず、自らの資金管理団体の偽装献金事件の発覚後に修正申告で約6億円の贈与税を納めたことについて、語気を強めてこう説明した。
首相官邸で記者団が「税金を払っていなかった首相を税金で支える国民の気持ちをどう考えるか」と質問したのに答えたものだが、税金が未納だったからこその修正申告に対する首相の“強弁”には、異論も出そうだ。
(2010年2月22日21時44分 読売新聞)
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① 故意ではなかったのだから故意犯である脱税ではなかったといいたいのだろう。それはそうかもしれない。しかし、
② 過失(注意義務違反)はあるね。しかも、
③ 認識があろうがなかろうが、税金を払っていなかったことは事実であって、知らなかったら払っていなかったという事実がなくなるなんてことはない。
④ あなたは駝鳥さんですか?目をつぶれば現実ではないみたいな話で、そんな理屈がとおるのだったら、
⑤ 「人を轢いたと知らなかっただけで、ひき逃げをしたわけではない」とか
⑥ 「薬を飲んだとしらなかっただけで、ドーピングしたわけではない」というのも、とおりそうだ。いずれにせよ、
⑦ 政治家の責任は結果責任すなわち無過失責任であり、「知らなかったから脱税ではない」などというのは実に見苦しい。子どもに説明できない。政治家やめてもらいたい。
2010-02-23 00:36
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