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財務省は、何とかしろと言うと何とかする…首相 [備忘録]

ノーベル化学賞受賞者で文部科学省科学技術・学術審議会会長の野依良治氏と同物理学賞受賞者で日本学術振興会理事の小林誠氏らが27日、菅首相を首相官邸に訪ね、来年度の科学技術振興予算が首相の指示で増額されたことに謝意を伝えた。

 首相は「最初は大丈夫かなと思ったが、財務省というところは『何とかしろ』と言うと何とかする」と胸を張った。一方で、「これは良い部分も悪い部分もある。歴代の前の政権が『景気が悪いから何とかしろ』と(言うと)、みんな何とかしちゃったから、借金ができている」と、自民党政権時代の予算編成のあり方を批判した。

(2010年12月27日19時17分 読売新聞)

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存在の絶えられない軽さという映画が昔ありましたが。菅総理のこの軽さにも耐えられん。背中の「政治主導」が泣いてるよ。おっかさん。

「ジミンガー」というふうにいわれることがあるが、英語では(というかラテン語だけど)、こういうのを
a tu quoque argument というそうだ。 you tooないしyou're anotherという意味。批判されて、「お前だって同じことやってたじゃないか」というのは、やりがちだけど、有効な反論ではなく、自らのよって立つところを侵食するものだと。とりわけ、政権与党がいうとだめだな。だめだったから改善するのが筋。同じことやることは期待されていない。

発音は「トゥ、クオクエ」。だいたいカタカナのまんまでOK。

例文
A good debater recognizes that resorting to a tu quoque only weakens one's position in the argument.
タグ:英語
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