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「拒否権使うなら野党にも責任」首相がけん制 [備忘録]

 菅首相は16日夕、全閣僚と与党幹部らを首相公邸に集め、菅再改造内閣発足後初の政策勉強会を開いた。

 首相は24日召集の通常国会について、「(昨年の)臨時国会は熟議の国会に必ずしもならなかったが、しっかり議論する国会にしてほしい。江田法相は『内閣が崖っぷち』と言ったが、内閣以上に日本が崖っぷちだ」と強調した。また、「ねじれ国会は、野党も拒否権を持っている。拒否権を使うなら、国民に責任を負わなければならない立場にある。どうしても議論が違った所はルールにのっとって進める」と野党側をけん制した。

 消費税率引き上げを含む税制と社会保障の一体改革については「枝野官房長官、玄葉国家戦略相、与謝野経済財政相を中心にしっかりと議論の場を作り、しっかりと(案を)作っていきたい」と語り、与野党協議実現に改めて強い意欲を示した。

(2011年1月16日20時46分 読売新聞)

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「国民が聞く耳を持たなくなった」という迷言を残したルーピーもそうだったが、この方も自分の能力の無さを棚に上げ責任の所在をすり替えたがる。「自分は努力しました。こんなに努力したのにできなかったのは野党が反対したからです。」と。そういう世代なのだろうか。聞くに堪えないことで、自分が小学生の時こんな言い訳したら、大正から昭和ひとけたぐらいの先生にぶっとばされたのではないかと思う。

かつて、東條元首相は「戦争に負けたのは国民が軟弱だったから。こんな軟弱な国民を信じた自分が悪かった。」と言い訳したという。しかし、国民を指導すること、野党の理解を得ること。こうしたことは、与党の責任なのではないだろうか・・・・。与党の政治家というのはこういったことも含めて結果について責任を負っているのではないでしょうか。
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