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勢いがあるのは昼まで・・・ [日誌]

6月8日(月) 朝一番で引越しの見積もりに来てもらう。時間×人数で計算するとのことで、4人×4時間で総額1000ドルぐらいかということだった。捨てるものもたくさんありそうで、結構大変かも。それから箱は自己調達とのことで、これも結構手間か。

出勤できたのはだいたい10時半ごろ。ぼつぼつと仕事をこなしていく。今朝は日本からの連絡が月曜にしては少なめで負担感少ない。再来週行く出張の手配に意外と時間がかかってしまう。こういった仕事に意外と手間がかかるところは個人事務所ならではだが、このような時間をいかに減らすかが勝負の分かれ目である。午前中はそれで終わる。

昼を食べるといつものように勢いが激減する。こちらに出張に来る人のアレンジとか、事務所管理の問題とかを、遅々としたスピードで片付けていく。特に事務所管理の問題は、今まで前任者が積み上げてきたことを変えなければならない可能性が強く、ちょっと手間がかかる。そうこうしているうちに、別件でトロントから連絡が入り、それをどうしようかという相談をしたりする。並行して、あるビデオをテレビで放送してもらうためにどうするかということも考える。これはちょっと面妖な話で、日本から「宣伝用に使え」と送られてきたビデオがあったので、テレビで放送するよう働きかけてもいいかと質問したら「相手がどうしてもと希望するなら相談に乗らないこともない」というわけのわからない返事が来たもの。もっとも、一般論的にはカナダ人もそんなメンタリティーは持っているように思え、そんなところが結構性格似ているかもしれないと思ったりする。ここは違うけれど、典型的なカナダ人のメンタリティーはヨーロッパ人だからな。

ある業界関係者の集まりで送別会が6時半からあるので出かけていく。ちょっといい感じの日本料理で、今日はコースで頼んだそうだが、牛たたきとかゆでダコ刺身とか、わりと純和風のメニューが続いた。話の中で「阿一鮑翅」というレストランが話題になって、台湾出身の方から、店の名前について解説を聞いたのが勉強になったので備忘録として書いておく。「阿」は日本語で言うと「~やん」みたいな感じで親しみをこめて人を呼ぶときに使う。「一」はオーナーの名前が一に関係があるのではないかということで、店に親しみを持ってほしいという気持ちが現れているようにみえるという。鮑はあわび、翅はふかひれのことで、こうした高級食材を看板に出すということは、店が必ずそれらの食材を置いているということで、店が相当自信を持っていることを示しているように見えるそうだ。全体として、日本語でいえば「一やんのあわび、ふかひれ料理」ということで、料理には大変な自信を持っているが、オーナーは親しみを持ってほしいと思っているということがわかるということだ。面白いのは英語表記ではあわびもふかひれも出てなくて、漢字が読める人だけにわかる仕組みになっていることだ。勉強になりました。

最後に、これまたよく見る単語だが意味がわからなかったもので、vengeance。これは復讐ということで、revengeより正式っぽいのかな。それから歌の台詞でwith a vengeanceというのを聞いたことがあるのだが、これは復讐ということではないらしく、informalな言い方で、 to a greater degree than expected or usual、思ってたより激しく、唐突にといった感じかな。

下の写真は今日行った店のものではなく、このまえカミサンをつれて行ったTojo's Restaurantのツナたたき(コースの一品目だった)。
RIMG0613.JPG
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