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福沢諭吉の本がおもしろい [日誌]

1月20日(水) 相変わらず調子が悪く仕事が手につかない。無理をせずに放ってあるのだが、放っておくとどんどん追い詰められるだけのことで何の解決にもなっていない。一番は、ちまちまとできることから片付けていくことなのだが、しかし、そんな悠長なことを言っていたら、終わらないのである。しかし、なぜやらないかというと、精神的にちょっとおかしい感じがするからだ。だから無理をしないでおくことにしている。精神的に調子が悪い時でも無理は禁物。ちょっと風邪をひいたようなものだから無理をしないこと。江戸時代の人なんかは適当でさ、やりたくないことがあったら病気だといって出社拒否をしてしまうのだ。(ということが年末に読んだ福沢諭吉の福翁自伝に書いてあった。)

それで福沢諭吉だが、あれは面白い。全然古くないところがすごい。人民の独立なくして国家の独立なし、今の日本国民にも全く当てはまる話だ。残念なことに、日本人は江戸時代から全く変わっていないのだよ。もしかしたら、それは江戸時代より前からそうなのかもしれない。いや江戸時代が長く続きすぎたからかもしれない。それはよくわからないが、そういったことが最近の政治家さんたちが大好きな「この国のかたち」ということかもしれん。ついでに書いておくと、司馬遼太郎がいっている「この国のかたち」というのは、政治体制が変わっても変わらないなんらかの「かたち」があるんじゃないのか、ということであって、政治家さんたちが思っているような政治によって変えられるものではない。あの人たち、ちょっとというかかなり思い上がっている。司馬遼太郎もちゃんと読んでいないし、司馬遼太郎だけを読んで歴史を知っていると思い込んでいる節もある。

今日もまたYMCAに行って泳いできた。400m。距離を少しずつ伸ばしている。もう少しいけるかと思ったが、いやいや水から出たら体がとても重くなっていた。

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