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相関があることと因果関係があることは別のこと [日誌]

1月25日(火) 書くことないな。いま、ちょっと前に話題になった「ヤバい経済学」を読んでいる。このような本は好み。読み物として面白いし、納得する。経済学の世界では、ちょっと変わった人ということになっているらしいが、若くして賞もとっており、実力は認められている。謙虚さがいいな。「相関」と「因果」は違うものなのだが、とかく混同されやすいということを実例を持って説明してくれる。経済学者の中にも数式を(わざと?)つかって、式がこうだから現実はこうだ、的なうそを書いてあるものがあるが、そういういやらしさがない。相関があることは事実としても、原因と結果の関係なのか、どちらが原因でどちらが結果なのか、はたまたただ相関性があるだけなのか、ということは評価の問題であり、思考力、洞察力の問題であり、数式の問題ではない。ということなのだ。そういった、あたりまえの姿勢がないいわゆる有識者結構いるね。いらいらするよ。

今日も風がふいて寒かった。気温自体は寒くないのだけど。

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